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ミノキシジルの効果と副作用は?

フィナステリドが髪が抜けるのを止める薬ならば、
ミノキシジルは髪を生やす薬です。

 

副作用で毛が生えた…

フィナステリドと比べると、ミノキシジルの歴史は古く、
元々は1960年代から高血圧患者の服用薬として使われていました。

 

 

その中で、患者の全身の毛が顕著に増えたという副作用が多発したために、
薄毛治療への使用の研究が始まりました。

 

そして1980年代に、服用薬から塗り薬に形を変え、
ミノキシジルを2%含んだ治療薬【ロゲイン】としてファイザー製薬によりアメリカで販売が開始されました。

 

 

 

日本ではミノキシジル成分が1%の【リアップ】が
一般用医薬品として1999年に大正製薬から発売されています。

 

 

同時期に発売されたバイアグラと共に、今まで病気と捉えられていなかった症状を
医者に相談できるということは大きな話題になりましたね。

 

また、配合量が5%に増えた【リアップX5】が2009年に発売されましたが、
副作用の問題があるので民間薬ではこれ以上のミノキシジルが入った育毛剤は発売されていません。

 

 

また、日本ではミノキシジル含有の薬は塗り薬しかありませんが、
海外では服用薬のミノキシジル・タブレットが販売されています。

 

海外で入手できるミノキシジル含有の商品には、【ロゲイン】を筆頭に、
【ポラリス】【カークランド】【ジェンヘアー】【スペクトラル】などがあり、
濃度が最高で16%の商品も販売されています。

 

明確な発毛効果

同じAGA薬のフィナステリドは、薄毛の進行が止まったのは98%ですが、
顕著な発毛が認められたのは数%となっています。

 

 

しかし、ミノキシジルが5%配合された【リアップX5】のデータを見ると、
顕著に発毛が認められたのは10%前後。ある程度の改善を合わせると95%に発毛が見られ、
明らかに発毛効果があることが分かります。

 

 

そして、特筆すべきはその効果の早さです。
使用開始から2ヵ月後には明確に毛の本数が増え、太くなっており、
効果を感じられるまでに6ヶ月ほどかかるフィナステリドと比べると、時間がかからないと言えます。

 

 

しかし、効果のメカニズムがはっきりしているフィナステリドと比べると、
なぜ毛が強く多くなるのかは解明されていません。
観察されているのは、毛母細胞の分裂が盛んになり、より多く太い毛が生えてくることだけです。

 

 

 

AGAは進行性であり、5α-リダクターゼが活発に悪玉ホルモンを作ることから進行します。
いくらミノキシジルで発毛させても、この根本原因を解消しない限り、その効果は相殺され限定的になります。

 

 

ですので、フィナステリドで進行を抑え、
ミノキシジルで生やすという併用が基本的にはAGAの治療の王道になります。

副作用

ミノキシジル外用薬の副作用は、
頭部のかゆみやかぶれ、湿疹などの皮膚炎が大半を占めていてます。

 

 

これらは発毛のメリットを考えればそれ程心配することはないのですが、
死亡を含む循環器疾患の重篤な副作用がまれにあるとの報告があり、問題となっています。

 

 

これらは薬の副作用としては正式には認められていませんが、
発売当初からの4年で循環器系の副作用が500例も大正製薬に寄せられている
ということは明らかになっています。

 

 

また、日本で売られている【リアップ】は外用薬ですが、
個人輸入で手に入る、ミノキシジルのタブレットは内服薬です。

 

 

内服薬のミノキシジルは全身に薬が運ばれるので、
全身の毛が濃くなるという最大の副作用がある上、だるさや鬱を感じる症例が観察されています。

 

 

そして、そもそも血圧を下げる薬ですので元々血圧が低い人は注意が必要です。